筋膜リリース施術
筋膜リリース施術について
筋膜リリース療法
・筋膜リリース療法(手技)とは、重要な役割を持つ「筋膜」を効率的に動かすことを目的にした療法で、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことが目的です。
・筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必須で、筋膜を柔らかくし滑りを良くして解きほぐすことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、緩むことにより関節の可動域を拡大し症状の改善をはかります。
筋膜リリースの【筋膜】とは?
★筋膜リリースの『筋膜』
・以前より筋膜は筋肉を包む膜と理解されていました。
力こぶの筋肉である上腕二頭筋も表面が筋膜でおおわれていますし、その力こぶの筋肉を細かくほぐしていくと筋繊維になりますがそれもまた筋膜でおおわれています。
・そして全身としてみると、筋膜は身体全体に張り巡らされていて、立体的に包み込んでおり、近年筋膜は組織を支える第二の骨格であるといわれています。
・筋膜に異常が起きると、筋膜は水分を失い柔軟性の無い筋膜繊維となり、自分の着ている服がピチピチ系であった場合に例えると、その服を一部分から引っ張られたような窮屈な状態になります。
この窮屈さは水分を失い柔軟性をなくした部分の筋膜のみだけでなく、そこにつながる筋膜のバランスを阻害する原因となります。
・筋膜はある一定の法則に従いつながっていて立体的なバランスを保っています。
そのため、筋膜の一部に機能障害が起きると、離れた部位の運動機能などに影響を及ぼすこともありますので、患部以外の部分の調整が必要となります。
当院では身体全体の状態やバランスを重要視し施術を行っていますが、その理由となります。
筋膜リリース施術の必要性について
★筋膜リリースの必要性
・筋膜は柔らかい組織で筋膜自身はコラーゲンでできており、85%が水分で、萎縮したり、癒着しやすい特徴があります。
・体内の水分不足やストレスによるホルモンの放出、同姿勢での長時間作業(スマホやパソコン使用のデスクワークなど)、運動不足による筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士が癒着し、場合によってはコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になります
・筋膜リリース療法とは、重要な役割を持つ「筋膜」を効率的に動かすことを目的にしたメソッドで、筋肉のこわばりや張りを解消し、質のいい筋肉を保つことが可能になります。
姿勢などの見た目のフォルムが整うのはもちろんのこと、運動時のパフォーマンスが上がったり、筋肉の凝りや全身の疲れをケアし改善するパワーがあります。
・パソコンやスマートフォンでの作業が多い現代人は姿勢が崩れ、全身のバランスが悪くなりがちです。
こんな時代だからこそ、積極的に筋膜リリース施術は受けていただきたいと院長は常々思っています。
・例えば、腰や背中に痛みやコリのある方は、痛みのある部分の周りの殿筋や大腿部、股関節部位などの筋膜をリリースすることによって、痛みの緩和が期待できます。
その他の痛みも同様で、例えば、肩などの痛みであれば、肩や首だけでなく上腕やわきの下(前鋸筋周囲)などの筋膜をリリースすることによって、肩の痛みや症状の改善が期待できます。
★上記が筋膜リリース施術の必要性となります、重要性を感じていただけたのではないでしょうか?
※ 痛みが長くお身体に残らないようにすることを目指し、筋膜リリース施術を丁寧にさせていただきます。